ALBUM
『PLAYS STANDARD vol.1』 ~ 無事についた?かしら、それだけがちょっと心配です ~

1. I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter (5:23)  
  Joe Young / Fred E.Ahlert
2. Willow Weep For Me (4:35)  
  Ann Ronell
3. Jamaica Farewell (2:36)  
  Herbie Lovell / Roy McIntyre / Lillian Keyser
4. Scarborough Fair (5:32)  
  traditional
5. Down By The Sally Gardens (3:09)  
  traditional
6. Fishin' Blues (4:26)  
  Henry Thomas
7. Gee Baby, Ain't I Good To You (6:25)  
  Don Redman & Andy Razaf
8. Slumber My Darling (5:26)  
  S.C.Foster
9. Side By Side (4:03)  
  Harry Woods
10. Over The Rainbow ~What A Wonderful World (4:49)
  Harburg E Y / Arlen Harold George David Weiss / George Douglas
11. Shenandoah (3:24)  
traditional
12. I'll Be Seeing You (6:43)
  Irving Kahal / Sammy Fain
13. Yes, We Have No Bananas (4:28)
  Frank Silver / Irving Cohn


酒井俊   Sakai Shun (vocal) 1~13
太田惠資 Ohta Keisuke (violin / electric violin) 1~13
桜井芳樹 Sakurai Yoshiki (electric guitar / banjo) 1~13
関島岳郎 Sekizima Takero (tuba) 1~4、6~9、12
岡部洋一 Okabe Yoichi (percussion) 1~13
松永孝義 Matsunaga Takayoshi (contrabass ) 10、11、13
船戸博史 Funato Hiroshi (contrabass) 5、11、13
田中 篤史 Tanaka Atsushi (recording engineer)

Recorded at 公園通りクラシックス
1~2、6~9 (Nov/10&12&13/2008) 3~4、12 (Sep/30/2009) 5、10、11、13 (Oct/21/2009)

アメリカーナへの憧憬が豊かに脈打つスタンダード集。
事実上のバンド化されたメンバーである太田恵資(vl)、桜井芳樹(g,banjo)、関島岳郎(tu)、岡部洋一(per)に、松永孝義(b)と船戸博史(b)とを加えた同一サウンドによるスタンダード集。同時発売の日本語・英語カヴァー集も同一メンバー/同時期の録音であり、対の関係となるアルバム。ジャンルなき選曲で一つのライブを構成して歌うのと並行して、自らの仕事を整理して提示するコンセプチュアルなステージを行ってきた成果が、ようやくここにきて実現した。ジャズのアドリブの素材としてのスタンダードではなく、流行歌や大衆歌、ブルース・スピリチュアル・ゴスペル、ヨーロッパから持ち込んだトラディショナル、それらの総てがカントリーやグッドタイム・ミュージックとなって、現在まで息ずいているスタンダードの、もう一つの豊かな鉱脈を探り当てた。決してオリジナルになることのできない彼方からの畏怖や憧憬を滲ませた、非アメリカンによる極上の現代版アメリカン・ミュージックといえよう。
アルバムのブックレットは絵本作家荒井良二氏による9点の描きおろしアートワークで構成、表紙+本文12ページのCDサイズの小さな『画集』、さらに画集からの1点は美しいCD盤となった。