ALBUM
『a few little things』

1. Grandma's Hands (5:16)
  Bill Withers
2. Fragile (6:57)
  Sting
3. I Shall Be Released (5:50)
  Bob Dylan
4. アラビアの唄 (3:26)
  堀内敬三 Horiuchi Keizo / Fred Fisher
5. 上を向いて歩こう (3:30)
  永六輔Ei Rokusuke / 中村八大 Nakamura Hachidai
6. Feeling Good (6:04)
  Anthony Newley / Leslie Bricusse
7. Lean On Me (3:29)
  Bill Withers
8. Grape Fruit Moon (6:30)
  Tom Waits
9. 四丁目の犬 (3:35)
  野口雨情 Noguchi Ujo / 本居長世 Motoori Nagayo
10. ヨイトマケの唄 (6:27)
  丸山明宏 Maruyama Akihiro
11. Flowers Grave ~ The World Keeps Turning (7:14)
  Tom Waits
12. 見上げてごらん夜の星を (6:07)
  永六輔 Ei Rokusuke / いずみたく Izumi Taku



酒井俊  Sakai Shun (vocal) 1~12
太田惠資 Ohta Keisuke (violin / electric violin) 1~12
桜井芳樹 Sakurai Yoshiki (electric guitar / banjo) 1~12
関島岳郎 Sekizima Takero (tuba) 3~5、7、8、10~12
岡部洋一 Okabe Yoichi (percussion) 1~12
松永孝義 Matsunaga Takayoshi (contrabass ) 1、2、9
船戸博史 Funato Hiroshi (contrabass) 6
田中篤史 Tanaka Atsushi (recording engineer)


Recorded at 公園通りクラシックス
5、7、8、10 (Nov/10&12&13/2008)  1、3、4、11、12 (Sep/30/2009)  2、6、9 (Oct/21/2009)

日本語・英語カヴァーで構成された歌と記憶の未知の風景。
事実上のバンド化されたメンバーである太田恵資(vl)、桜井芳樹(g,banjo)、関島岳郎(tu)、岡部洋一(per)に、松永孝義(b)と船戸博史(b)とを加えた同一サウンドによるスタンダード集。同時発売の日本語・英語カヴァー集も同一メンバー/同時期の録音であり、対の関係となるアルバム。ジャンルなき選曲で一つのライブを構成して歌うのと並行して、自らの仕事を整理して提示するコンセプチュアルなステージを行ってきた成果が、ようやくここにきて実現した。ジャズのアドリブの素材としてのスタンダードではなく、流行歌や大衆歌、ブルース・スピリチュアル・ゴスペル、ヨーロッパから持ち込んだトラディショナル、それらの総てがカントリーやグッドタイム・ミュージックとなって、現在まで息ずいているスタンダードの、もう一つの豊かな鉱脈を探り当てた。決してオリジナルになることのできない彼方からの畏怖や憧憬を滲ませた、非アメリカンによる極上の現代版アメリカン・ミュージックといえよう。
アルバムのブックレットは絵本作家荒井良二氏による9点の描きおろしアートワークで構成、表紙+本文12ページのCDサイズの小さな『画集』、さらに画集からの1点は美しいCD盤となった。